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2人だけ、ヒミツの残業
第4章 第4章 受付嬢・優花 【前編】

17時を過ぎ、経営企画部の人間はいつもどおりオフィスを出て、家路へと向かう。
「部長、たまには一緒に飲みに行きませんか?」
部下が2人ほどそうやって誘ってきたが、今日は断るしかなかった。
これがもし、女であれば、また別の日にと約束をするところだったが、男であればそこまでする必要もない。
「部長、お疲れ様です。お先に失礼します」
「あぁ、清水君。お疲れ様、気をつけて帰ってね」
「はい、ありがとうございます」
俺が声をかけたたけで、響子は嬉しそうに帰っていった。
「部長、たまには一緒に飲みに行きませんか?」
部下が2人ほどそうやって誘ってきたが、今日は断るしかなかった。
これがもし、女であれば、また別の日にと約束をするところだったが、男であればそこまでする必要もない。
「部長、お疲れ様です。お先に失礼します」
「あぁ、清水君。お疲れ様、気をつけて帰ってね」
「はい、ありがとうございます」
俺が声をかけたたけで、響子は嬉しそうに帰っていった。

