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Secret door
第3章 迷い
咥えたままの私の頭を抱え
自分の腰に位置を前にずらし
私の喉の奥を捉えた

更に腰に力を込め
私の頭を押さえ込む

私がオエオエとえずいても
やめることはない

奥の粘液を
その先に塗りたくるように
少し上下させる

彼のそれが脈打ち膨張していく

苦しくて涙が出てくる
私の嗚咽が静かな部屋に響く

呼吸出来ず
顔が真っ赤になり
気が遠くなる

押さえ込む手の力が緩んだ

私の喉が解放され
深呼吸する

膝の上に力尽きている
私の耳元で彼が低く囁く

彼『いやなの?』
私『ううん…』

そう首を振った瞬間
また私の頭が掴まれ
私の喉は容赦なく塞がれた

えずく私を更に押さつけ
腰を震わせ続ける

苦しくて涙が止まらないのに
彼も私もどんどん高揚していく

ようやく解放された瞬間
脱力した私を
抱えて上げて
腰を跨ぐように促された
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