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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第14章 気持ちのすれ違い

私の半開きの唇に海音の指が差し込まれる。

いつも煙草を挟む海音の綺麗な指。

長くて細いその指が私は大好きで、海音がクールに煙草を吸う姿を思いだしながら、海音の指を愛しげに丁寧に舐めていく。

「渚、やばいくらいエロイ。あぁ、気持ちいいよ。」

差し込まれた指の隙間から、海音の舌も差し込まれる。

海音の指が私の頬の粘膜を刺激しながら、舌が絡められて、頭がクラクラする。

もう気持ちが良くて、何も考えられない。

夢中で海音の舌に自分の舌を絡めてキスを続けた。

「うん、いい子。」

そう言って、指が私の口から抜かれる。

「そのまま口開けてて、ご褒美あげるよ。」

唇が重なると、私の口の中に海音の唾液が流れ込んできた。

海音から与えられたそれを、ゴクンと飲み込む。

「美味しい…。海音好きっ…。」

そう言うと、海音がまた激しくキスをしてきた。

「んっ…んっ。」

息もできないくらいの激しいキス。

海音もこのシチュエーションに、興奮しているのだろうか。

海音の唇がまた私の胸に移動して、先端を強く吸われる。

手は私の下半身に伸びて、ワレメを上下に撫でる。

「あぁっん、いやぁーっ…。」

ワレメを動いていた海音の指が、いきなり密壺に入れられた。
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