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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第14章 気持ちのすれ違い
胸にあった海音の舌も、いきなり私の秘所にある敏感な所を舐め回す。
「うぅん…あん…。」
何も見えない暗闇の中、海音が舐めるピチャピチャという音だけが耳に響く。
中に入れた指を掻き回し、敏感な所を甘噛みされ、もうイキそうだった。
「海音…もうイッちゃう…。」
私がそう伝えると
「いいよ。イッて。」
海音がより一層激しく刺激をした。
「はぁっ。いやっ…イクっ…。」
………。
ふと瞳の前が明るくなる。
少しずつ明るさに慣れた瞳で海音を見ると、優しく微笑んでいた。
「あぁ…海音だぁ。やっぱり海音の顔好きっ。」
「やっぱり顔見れた方がいい?」
「どっちもいい…。」
「ふふっ、渚のエッチ。」
そう言って笑った海音の指がまた、私の中で動き回る。
「やっ…んんっ…。」
再び押し寄せる快楽の波。
「やだやだ。指じゃなくて、海音でイキたい。」
「はぁっ…渚…。」
海音が私の中から指を抜いた。
「海音、今日外に出してくれれば、ゴムなくても平気。」
「いいの?」
「うん、平気な日だから。」

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