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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第19章 神奈川ラストデート☆江ノ島
「ありがとう!お願いします。」
素直にドライヤーを渡すと
「んっ、いい子。」
そう言って、いつものように髪を乾かしてくれた。
「さて、俺もシャワー浴びるかねっ。」
ドライヤーを戻して、海音が服を脱ぎ始めた。
海音のスレンダーな体が見える。
相変わらず綺麗な肌。
思わず見とれていると
「だーかーらー、いつも見過ぎ!」
海音が笑いながら言った。
「ごめん。」
私はそう言ってリビングに移動した。
リビングには、ソファーとテレビはあるものの、他の荷物は全て段ボールに入っていた。
キッチンにもコップしかない。
冷蔵庫には飲み物しか入っていなかった。