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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第7章 欲望のままに…

カイさんの唇がそこから離れると、また耳をペロッと舐められた。

「渚…もっと乱れて。」

そう言って、カイさんは突然私の両足を開いて、すっかり濡れている秘所を見つめた。

「やっ…そんなに見ないで…。」

カイさんに見られてる…。

ただそれだけで、そこの潤いが増していく。

「舐めていい…?」

遠くに聞こえるカイさんの声…。

「いやっ…。」

消えそうな声で答えると

「して欲しいくせに。」



私のワレメを指でなぞると、テカテカと光る密壺に、指をグッと入れた。


クチュ…クチュッ…


カイさんが指を動かすたび、卑猥な音が部屋に響く。

「…んっ…あぁんっ…!」

愛液で濡れた指が、私の敏感な場所に触れた。

上下に何度か指を、こすりつけながら、動かされると

「グチョグチョだから、綺麗にしてあげる。」

そう言って、カイさんが私の秘所に唇を付けて、強く吸い付いた。

「あぁっ!!いやっ…。」

咄嗟に大きな声が出てしまう。

カイさんは、私の体が動かないように押さえつけると、より強い刺激を与えてくる。

「あっ…!…んーっ…。」



何度も何度も押し寄せる快楽の波に、頭がおかしくなりそうだった。


しばらくすると、カイさんが顔をあげて、私を見つめる。


その瞳は、吸い込まれてしまいそうな程、潤んでキラキラとしていた。

そんなカイさんが、優しく少しかすれた声で、囁く。


「俺も、もう限界…。挿れていい?」
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