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秘密の恋人
第18章 男ノ選択
義隆さんは先にお風呂を済ませて、いつものパジャマでベッドに腰掛け、新聞を読んでいた。
新聞を読むとき、不自然に腕が伸びるのはウチのお父さんと同じ、もう老眼なのだと思うと少し切ない。
私の格好を見ると、目を見開いて新聞をたたみ、
「また随分と、煽情的ないでたちだな…」
と笑うので、
「だって、すぐ脱ぐでしょ?」
と私も笑う。そしたら
「脱がすのも楽しみのひとつだよ。」
と返された。
「あら、それはそれは。お楽しみをひとつ省略してしまってごめんなさいね。その代わり、今日はたっぷりサービスするわ」
バスタオルのまま、ベッドに片膝を乗せて義隆さんに抱き着く。
「どうしたの、今日は随分と積極的じゃないか。」
「義隆さんが、私と愛し合うために手術までしてくれたんだもの。私も何かしたいと思って。…だから、ね?
今日は、私がお口で…」
ちゅ、と唇を鳴らすと義隆さんの目の下がうっすらと染まる。
「そんなの…風俗とかのサービスじゃないの…」
困ったように口元を片手で覆い、目を逸らす。
でも、パジャマのズボンが、少し持ち上がりつつある。
カワイイ。
新聞を読むとき、不自然に腕が伸びるのはウチのお父さんと同じ、もう老眼なのだと思うと少し切ない。
私の格好を見ると、目を見開いて新聞をたたみ、
「また随分と、煽情的ないでたちだな…」
と笑うので、
「だって、すぐ脱ぐでしょ?」
と私も笑う。そしたら
「脱がすのも楽しみのひとつだよ。」
と返された。
「あら、それはそれは。お楽しみをひとつ省略してしまってごめんなさいね。その代わり、今日はたっぷりサービスするわ」
バスタオルのまま、ベッドに片膝を乗せて義隆さんに抱き着く。
「どうしたの、今日は随分と積極的じゃないか。」
「義隆さんが、私と愛し合うために手術までしてくれたんだもの。私も何かしたいと思って。…だから、ね?
今日は、私がお口で…」
ちゅ、と唇を鳴らすと義隆さんの目の下がうっすらと染まる。
「そんなの…風俗とかのサービスじゃないの…」
困ったように口元を片手で覆い、目を逸らす。
でも、パジャマのズボンが、少し持ち上がりつつある。
カワイイ。