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過去恋
第1章 始まり
チャットを始めた。初めて、たまたま入ったところ。
“紅(ベニ)”と言う名で入った。祐樹(ユウキ)ともう一人女の子が居た。“ミク”
〈みんな、何歳何処住み?〉
お決まりの言葉。そこから話が始まる。
〈祐樹、彼女いる?〉
恋バナも定番だ。
〈いないよ。ミク〉
私はその時、3日前に、クラスメートに告白して、振られていた。
悲しくて涙が止まらなかった。何もせずただ泣いていた。
〈紅、どうしたの〉
〈ちょっと嫌なこと思い出して……〉
〈大丈夫か? よかったら俺に話してみ〉
私は初めて会った(?)人なのに話していた。ずっと聞いてくれていた。
私はミクのことなんて忘れていた。
“紅(ベニ)”と言う名で入った。祐樹(ユウキ)ともう一人女の子が居た。“ミク”
〈みんな、何歳何処住み?〉
お決まりの言葉。そこから話が始まる。
〈祐樹、彼女いる?〉
恋バナも定番だ。
〈いないよ。ミク〉
私はその時、3日前に、クラスメートに告白して、振られていた。
悲しくて涙が止まらなかった。何もせずただ泣いていた。
〈紅、どうしたの〉
〈ちょっと嫌なこと思い出して……〉
〈大丈夫か? よかったら俺に話してみ〉
私は初めて会った(?)人なのに話していた。ずっと聞いてくれていた。
私はミクのことなんて忘れていた。