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過去恋
第1章 始まり
そして──
〈祐樹、彼女いないなら私と付き合わない?〉
〈ミク、ありがとう〉
だから私も──
〈祐樹のこと私も好きだよ〉
〈ありがとう。でもミクにまだ返事してないから〉
何に怒ったか知らないが、多分、後から来て告白したからかな? ミクは出て行った。
祐樹はミクを探していた。私は祐樹が好きだからミクが気にくわなかった。
そこへ一人入ってくる。“啓祐(ケイスケ)”
〈こん〉
これがチャットでの挨拶だ。意味は“こんにちわ”“こんばんは”の略。
〈こん〉
〈祐樹メールできない?〉
〈いいよ。アド載せるから送ってな〉
アドを聞いて、私はメールを送った。
【To:祐樹 件:紅です 本文:紅です。本名、ゆらです。メールして下さいね】
〈祐樹、彼女いないなら私と付き合わない?〉
〈ミク、ありがとう〉
だから私も──
〈祐樹のこと私も好きだよ〉
〈ありがとう。でもミクにまだ返事してないから〉
何に怒ったか知らないが、多分、後から来て告白したからかな? ミクは出て行った。
祐樹はミクを探していた。私は祐樹が好きだからミクが気にくわなかった。
そこへ一人入ってくる。“啓祐(ケイスケ)”
〈こん〉
これがチャットでの挨拶だ。意味は“こんにちわ”“こんばんは”の略。
〈こん〉
〈祐樹メールできない?〉
〈いいよ。アド載せるから送ってな〉
アドを聞いて、私はメールを送った。
【To:祐樹 件:紅です 本文:紅です。本名、ゆらです。メールして下さいね】