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過去恋
第14章 幸せな日々
 それから順調にラブラブな日々は続いていった。


 そしてクリスマスイブ。電話が鳴る。私は、すかさず取る。

「もしもし」

「大智だよ」

「うん」

 他愛もない話がくり返される。

「幸せだね」

「そうだな」

「あたし、一昨年までは家族とすごして、すごい幸せだった。昨年は一人で寂しいクリスマスだった。けど今年は大智がいてくれて幸せ。大智は毎年どんなクリスマスをすごしたの?」

「昨年は最初の彼女と会って幸せだった。昨年は雪で滑って転んで怪我して散々だった。今年はゆらといれて幸せだよ」

「来年もこの先もずーっと一緒にいようね」

「そうだな」

 けれど、その約束は叶わなかったね。

 その後、大智の家族の話、映画の話などをした。

 遠く離れていて会えなかったけれど、空は繋がっている、そう思いながら話すだけで、すごく幸せなクリスマスだった。
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