この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
過去恋
第23章 暖人との別れ
クリスマス。暖人と会う約束をしていた。だけど、暖人に都合ができて会えなかった。
私は泣いた。それから距離が開いた。
それから3ヶ月程した頃にメールが来た。
【From:暖人 件名:別れよう 本文:好きなのに、愛してるけど、会えないのが辛い。もう別れよう】
そのメールを見て電話をした。だけど出てくれなくて。辛かった。
わかった。ただそれだけを返す。
納得は出来なかった。だけど仕方がない。高校生で親にバイトを禁止されていた私は、関西から暖人のいる神奈川までは、会いに行くことは出来なかった。
もしこれが今ならば、バイト代を全部使って、無理してでも会いに行ったかもしれない。
もう遠距離は嫌だ。この時、そう思った。
暖人の優しい声を思い出すと涙がとめどなく溢れ止まらなくなった。
16歳の誕生日、二週間前の出来事。
私は泣いた。それから距離が開いた。
それから3ヶ月程した頃にメールが来た。
【From:暖人 件名:別れよう 本文:好きなのに、愛してるけど、会えないのが辛い。もう別れよう】
そのメールを見て電話をした。だけど出てくれなくて。辛かった。
わかった。ただそれだけを返す。
納得は出来なかった。だけど仕方がない。高校生で親にバイトを禁止されていた私は、関西から暖人のいる神奈川までは、会いに行くことは出来なかった。
もしこれが今ならば、バイト代を全部使って、無理してでも会いに行ったかもしれない。
もう遠距離は嫌だ。この時、そう思った。
暖人の優しい声を思い出すと涙がとめどなく溢れ止まらなくなった。
16歳の誕生日、二週間前の出来事。