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過去恋
第25章 和希との付き合い
歩いてる間も高校の話やらをする。お互い軽音部に入っていたので話が盛り上がる。
信号待ち。和希の肩に頭を乗せ、ふと口走った。
「私、和希のこと好きになったかも」
「かもじゃなくてなったやろ? 俺もゆらのこと好きになってきたわ! かわええし性格ええし」
信号が青になる。私たちはまた歩き出す。
まんだらけを見て、隣のネットカフェに入った。
「ここ、俺のお気に入りの場所っ。ええやろ?」
「うん、いいね!」
「やろっ」
和希はニカッと笑う。
「うんっ! ねえ、どうする? 付き合ってくれるの?」
「じゃあ、今日から俺はゆらの彼氏ってことですか?」
「そうなるね」
私が答えると和希はキスをする。そして笑顔でこう言ってくれた。
「今日からゆらは俺の彼女っ。一生、大切にする」
“一生大切にする”初めて言われた言葉。嬉しかった。
今までの恋とはどこか違うような、そんな気がした。
これが私と和希の付き合い。
信号待ち。和希の肩に頭を乗せ、ふと口走った。
「私、和希のこと好きになったかも」
「かもじゃなくてなったやろ? 俺もゆらのこと好きになってきたわ! かわええし性格ええし」
信号が青になる。私たちはまた歩き出す。
まんだらけを見て、隣のネットカフェに入った。
「ここ、俺のお気に入りの場所っ。ええやろ?」
「うん、いいね!」
「やろっ」
和希はニカッと笑う。
「うんっ! ねえ、どうする? 付き合ってくれるの?」
「じゃあ、今日から俺はゆらの彼氏ってことですか?」
「そうなるね」
私が答えると和希はキスをする。そして笑顔でこう言ってくれた。
「今日からゆらは俺の彼女っ。一生、大切にする」
“一生大切にする”初めて言われた言葉。嬉しかった。
今までの恋とはどこか違うような、そんな気がした。
これが私と和希の付き合い。