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過去恋
第34章 春樹と付き合うまで
八月──。
夏休みも後半。あのメンバーで遊ぶことになった。そう……これが春樹に恋した日。
待ち合わせ、JRの西口。場所が分からなくて、私は迷ってた。そこで、たまたま春樹を見つけた。
「おはよう!」
私は春樹に笑顔で手を振って言う。
「おはよう」
「よかったぁ。一緒に行こ?」
「うん!」
待ち合わせには、結局つけなくて、一個上で私はお姉さんと呼んでいる由香さんに迎えに来てもらった。
全員が揃うとファーストフード店でお昼ご飯。アニメ話や血液型の話に華を咲かせた。
その後は、みんなでカラオケ店に行く。フリータイム。私の隣には春樹が座った。春樹はたくさん話かけてくれる。男の子とこんなに話すのは久しぶり。
「飲み物、なんかいる?」
私のコップが空になった時、私に言ってくれた。
「じゃあ、ウーロン茶で」
「分かった」
春樹は微笑むと飲み物を取りに部屋を出た。さりげない優しさ。普段、全然ないこと。私は春樹にドキッとした。
夏休みも後半。あのメンバーで遊ぶことになった。そう……これが春樹に恋した日。
待ち合わせ、JRの西口。場所が分からなくて、私は迷ってた。そこで、たまたま春樹を見つけた。
「おはよう!」
私は春樹に笑顔で手を振って言う。
「おはよう」
「よかったぁ。一緒に行こ?」
「うん!」
待ち合わせには、結局つけなくて、一個上で私はお姉さんと呼んでいる由香さんに迎えに来てもらった。
全員が揃うとファーストフード店でお昼ご飯。アニメ話や血液型の話に華を咲かせた。
その後は、みんなでカラオケ店に行く。フリータイム。私の隣には春樹が座った。春樹はたくさん話かけてくれる。男の子とこんなに話すのは久しぶり。
「飲み物、なんかいる?」
私のコップが空になった時、私に言ってくれた。
「じゃあ、ウーロン茶で」
「分かった」
春樹は微笑むと飲み物を取りに部屋を出た。さりげない優しさ。普段、全然ないこと。私は春樹にドキッとした。