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過去恋
第34章 春樹と付き合うまで
「はいっ!」
「ありがと」
途中から慶一たちは腕ずもうを始めた。私と春樹は顔を見合わせ苦笑。歌ってる時の春樹の横顔……目が離せない。何だろう、この気持ち……?
カラオケが終わると、みんなでゲーセンに行った。プリクラを撮る。やっぱり九人は多くて大変。プリクラのラクガキは他の子に任せた。何人かはラクガキ、何人かはUFOキャッチャーをしていた。一つのをみんなで必死にやっていて、私も二回だけやる。結果は……ダメ。最終的には春樹が取った。取れなかった男の子は悔しがっている。
「後であげる」
春樹は私に言ってくれた。
「でも、いいの?」
「俺、懐中時計二個あるからいいよ」
嬉しかった。私にくれると言ってくれたことが。
「ありがと」
途中から慶一たちは腕ずもうを始めた。私と春樹は顔を見合わせ苦笑。歌ってる時の春樹の横顔……目が離せない。何だろう、この気持ち……?
カラオケが終わると、みんなでゲーセンに行った。プリクラを撮る。やっぱり九人は多くて大変。プリクラのラクガキは他の子に任せた。何人かはラクガキ、何人かはUFOキャッチャーをしていた。一つのをみんなで必死にやっていて、私も二回だけやる。結果は……ダメ。最終的には春樹が取った。取れなかった男の子は悔しがっている。
「後であげる」
春樹は私に言ってくれた。
「でも、いいの?」
「俺、懐中時計二個あるからいいよ」
嬉しかった。私にくれると言ってくれたことが。