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過去恋
第34章 春樹と付き合うまで
月曜日──…。
地元の駅前で待ち合わせ。
「お待たせ!」
春樹が来た。初めての二人。緊張する。
「うん」
近くの公園に行く。たくさんの話をする。少しの沈黙。話を切り出したのは私。
「付き合ってくれるの?」
「付き合うよ」
春樹はにっこり笑う。
「大好きっ!」
私はとびきりの笑顔を返す。
「俺も大好きやで」
嬉しかった。久しぶりの恋人。私は──浮かれていた。
その日の帰り道、駅まで手を繋いだ。ドキドキした。温かかった。私は繰り返し幸せと言っていた。
地元の駅前で待ち合わせ。
「お待たせ!」
春樹が来た。初めての二人。緊張する。
「うん」
近くの公園に行く。たくさんの話をする。少しの沈黙。話を切り出したのは私。
「付き合ってくれるの?」
「付き合うよ」
春樹はにっこり笑う。
「大好きっ!」
私はとびきりの笑顔を返す。
「俺も大好きやで」
嬉しかった。久しぶりの恋人。私は──浮かれていた。
その日の帰り道、駅まで手を繋いだ。ドキドキした。温かかった。私は繰り返し幸せと言っていた。