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貴方にジャンキー
第17章 修学旅行4
ベットの中で、理子がもぞもぞと・・・

『こらっ!!!』


俺の股間をいじりだした。

「理子っ!!」
手を掴んだら、ジャージの上から咥えてくる。

布団の狭い空間だけが、別空間のような・・・じゃなくてっ!!
すぐ隣には、澤も安藤も居る!


力一杯、股間から理子を引き離す。




そして、布団の中でキスをした。



「理子。何か変だぞ?大丈夫か?」

「ん?何が?大丈夫よ♪」


気のせいか??何かいつもの理子らしくないような気がする。


「まあ・・良いけど。布団かぶったままじゃ暑いな。ふぅ。」


布団から出ると、おやぁ?
隣の布団は、まだかぶったまま??

布団の中でもぞもぞと動く二人。

「ちょっ・・澤っ、えっちっ!ンっ・・・」


理子と顔を合わせる。



「「いつの間に??!!!」」


思わず、大声が出てしまった。

「テヘ♪」

安藤が照れながら、布団から出てきた。


「何だ?気付いてなかったのか?」

「気付くかーー?!!」

「美紅も何で黙ってるのさー?!」

「いやぁ、澤がいつ気付くか楽しみだから黙ってろって言うから。」

「っていうか、いつから付き合いだしたんだ?」



どうやら、理子がB組のやつらに襲われた時に、何も出来なかったと落ち込んだ安藤を介抱したのが澤だったらしい。
その前にも、ストーカー事件だなんだかんだと相談を受け答えしてるうちにいつの間にか 友達以上恋人未満の関係が続いてたんだとか。


「気付いてたか?」
「気付かないよー。澤は、皆に平等に接してるようにしか見えなかったもん。」

「そうなんだよねー。妬けるよねー。」
「そうかー?安藤には、かなり気を使ってるつもりだけど?」

笑いがこみ上げてきた。

「徹、やられたね♪」
「だなぁ。」



「ってことで。俺。安藤と寝るから。4時には戻るから、そのように支度しとけよ。」
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