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貴方にジャンキー
第3章 心と体


気が付くと、理子が俺の隣に座って、俺の顔を覗きこんでいた。


いきなり、理子の顔を間近で見て 驚き遠退く。


『ビビビ・・びびった。焦った!!心臓に悪っ!!』


「ふふっ♪泣いてた?」

「泣いてねぇっ!これは、あれだ!あの・・か・・・」


「か?」

「か・・か、花粉症ってやつだ!春だしな!」


理子がキョトンとした顔でこっちを見る。
『あんまり見るなっ!』
心臓がバクバクする・・。


「そっか。花粉症か。大変だね。」

「そうだぞ。大変なんだ!花粉症はっ。」


『何言ってんだ・・(泣)違うだろ。聞きたいことを聞き出すチャンスだろうがっ!』

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