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貴方にジャンキー
第6章 近付きたいのに
「おは・・・ごふっ!」



いきなり枕を押し付けられた。




「おっ・・・!!!!おまッ!!な??!!!」





いきなり、枕を押し付けられ・・・
あったまキターーーーーーー!!!!


「何で女の子にこーゆーことするのーー!!」

「お前こそ、何で勝手に人の部屋入ってんだよっ!!」


昨日借りたロッカーの鍵を投げ付け
「コレ。返そうと思ったのと!湿布!取り替えてやろうかと思ったのと!あわよくば、一緒に登校したいなーーなんて思った乙女心からよッ!!!」


「それにしたって、女が寝込み襲うかーー??!!」


カッチーーーンッ!!

私は徹のベットに飛び乗り、徹の太股上にまたがり、徹の顔を掴んだ。


「私から逃げ回ってるのは、どこのどいつよっ!!1年間、会えなくて会えなくて淋しくなかったの?!昨日の私見て 抱きたいとか思わなかったの?!」

「んなっ・・!!おまっ!や・・・!!」


「それとも何?!性欲はセフレで満足しちゃってるとか???!!」


「セ・・・セフレ・・・って・・・」


徹の目が泳いだ・・・。図星?図星ーーー???!!!


「居るんだ。セフレ・・・」

「いやっ・・ちがっ!!!ってか・・」


バッチーーーーンッ!!!!
思わず平手打ち


「いっっっってぇぇぇえええ~~~~!!!おまっ!怪我してるとこにっ!!」


「さいっっっってーーーーーー!!!徹は・・・徹は、そんな人じゃないって!!し・・信じてた・・!!」



信じてたのにっ!!!涙が・・・。涙が溢れて、止まらない!!


「もう良いっ!!!決めた!!!夕飯作って、お風呂洗って、若奥様みたいなことしようかと思ってたけど、徹なんて1人淋しく夕飯食べてればいいよ!!私は、オバ様のレストランで楽しくバイトして帰るから!!」



そのまま家を飛び出した。




『男なんて・・男なんて・・・信じらんないっっ!!!』



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