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貴方にジャンキー
第6章 近付きたいのに
「じゃ、私は先に行くから。これ。理子ちゃん用の家の鍵♪」

可愛いパフェのキーホルダー付きの合鍵。
思わず、顔がほころぶ。

「大事にします♪」

「行ってきます。理子ちゃんも気をつけてね。」

「はい♪行ってらっしゃーい♪」



6時半か・・。
まだ時間あるけど・・・徹と一緒に学校行けたら良いなぁ・・。


ちょっと怖いけど、起こしてみようか。



コンコン


返事はない。まだ寝てるのかなぁ。

そーーーっと開けて覗いてみる。
徹は・・ベットの上でスヤスヤと寝息が聞こえる。


部屋の中を見渡す
あんまり、変わってないなぁ♪
何度も来た部屋。他愛ない話をして、キスして、抱き合って、愛し合った・・。



何が変わったかと言えば・・私の私物が全て消えていた。



仕方ないか。
徹の寝ているベットの横に座って、寝ている徹の顔を覗き込む。


ふふっ♪カッコイイなぁ♪
ちゅうしたいなぁ・・・


なんて、思った途端。パチッと徹が目を開けた。



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