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さくらホテル2012号室
第16章 みっちやん?


しばらくの間、そのことは知らなかった。


先生の授業はその年の春で終わっていた。先生の意向だった。大人数を相手にするのは、少し疲れた、と言っていた。
だから仕事上で、先生と連絡することがなかった。
個人的には連絡したい気持ちはあったが、わたしたちは若い恋人たちのように頻繁にメールのやり取りをするような関係でなかったので、ひと月かふた月に一度、さくらホテルのデートの約束をする時だけ、連絡を取り合っていた。


> 来月はお会いできないかもしれません。


という連絡が、いまにして思えば最後のメールだったのだ。

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