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さくらホテル2012号室
第13章 シャワー室でのつかのま


「んんん…」


声にならない声が、喉から漏れる。
「大きく…膨らんでいますね…道子の、ココ」
言葉にされると余計狂ってしまうのを知っていて、先生は楽しげな声を出す。
「刺激が欲しいのですね?」
わたしはもう、何も答えることができない。
ただ、腰を小さく震わせながら、あふれる蜜で気持ちを明らかにする。
わたしの指が知らぬ間に唇に寄せられ、わたしは人差し指を噛みながら、快感に耐えている。


先生の舌が、わたしの芯に触れる。
むき出しにされたクリットに、柔らかな舌先が絡みつく。シャワーの水流と混じって、舌先が敏感なポイントを刺激する。

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