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◯◯に行ってきました!(仮)
第4章 魅惑のGirl's party
「女子会?」

場所はやっぱり禁煙ルームでのお昼時。
カナちゃんが怪しげにニヤッと笑う。

「そ。会社じゃ話しにくいアレやコレやをオンナだけで忌憚なく話し合いましょ?」

なんか、コワイ…

「どしたの急に…」

「それがねぇ⁉︎」

カナちゃんはいきなり携帯を出し、写真を見せてきた。

「え、これ、ケーニヒスクローネじゃない…え?ホテル?どういうこと?」

「三宮にあるの!店舗は前からあったけど、いつの間にかホテルが併設されてるの!洋くんとお泊まりでもいいんだけど、まずはどんなのか確かめてみたいじゃない?近すぎて1人じゃなんだし、遙、一緒に行こうよぉ〜」

確かに三宮じゃ、泊まらないなぁ…
でも、店舗ってことは、確か…

「これ、結構ど真ん中だよね?」

「そ。大丸のすぐ近く。センター街の南っ側の、通り沿い。でね、気になって、口コミ見たら、もう3年くらいになるみたいなんだけど、近すぎると逆に盲点なのよねぇ…神戸で泊まることないからホテルなんて調べないじゃん。でも、やっぱケーキ屋さんだけあって、ウェルカムスィーツが美味しいんだって!」

ウェルカムスィーツ…それは捨てがたい…
食いしん坊のココロをくすぐる魅惑のワード、スィーツ…

「朝ごはんも美味しいらしいし、近場で1泊もありなんじゃない?遙だっていつ妊娠するかわかんないんだしさ、もしそうなったら女子会どころじゃないでしょう?」
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