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奇竹先生の卑猥な日常
第2章 ローカルアイドル事務所
 奇竹は、「はい?」と言って、琴美の言葉を促す。

 琴美は緊張と狼狽のためか、目を泳がせながら尋ねた。

「えっと……15分間で終了で……私の身体には手を触れられない……ってことでいいんですよね……?」

「はい、その通りです。お約束は必ずお守りいたしますので」

 奇竹は「上手く行きそうだ」という手ごたえを感じてきたのか、早くもニヤニヤを抑えきれない様子で言った。

 すると、目を閉じ、大きく深呼吸をする琴美。



 そして目を開くと、かすかに震える声で言った。

「では……脱ぎますね……」

「はい、お願いいたします」

 ますますニヤニヤしながら奇竹が言う。

 琴美はこくりと頷くと、椅子から立ち上がって、服に手をかけた。




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