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奇竹先生の卑猥な日常
第2章 ローカルアイドル事務所
 数十分後、久実が挨拶とともに入室してきた。

 先ほどの二人と同じようなやり取りのあと、これまた同じように、型通りの質問を投げかける奇竹。

 久実もまた、当たり障りのない受け答えに終始していた。



 そして、奇竹は今回も、「15分間、言うとおりにしてくれれば、この場で合格ですよ」という例の打診をする。

 ところが、ここで奇竹にとっては予想外の答えが、久実から返ってきた。




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