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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
「ね、ね、マイコ」
教室に戻って、今しがたの甘~いキスの余韻に浸っていると女子数人に囲まれた
「な、何?」
「あのさ、マイコは伊澤くんが他の娘に壁ドンしても大丈夫なの?」
「別に何がどう言うこともないけど」
「ホントに?」
「ええ…あっ壁ドンリピート?」
「っていうか、文化祭にどうかと思って」
「文化祭?って今週でしょ?」
「ほら、D組がドタキャンしてうちら浮いてるじゃない?」
そういえばCD組共同でビックリハウスをする事になっていたのだか
3年が問題を起こして開催が危うくなったミスコンをD組が受け取る事になって
我C組は単独でどうしようかって話になってたな
俺達は何もしなければ楽だし、他を見て回れるからこれ幸いと思ってたのだが…
「文化祭に?」
「ビックリハウスの小部屋があるから、そこで壁ドン体験をしたらどうかと思ったのよ」
「はぁ~そんなの人が来るかなぁ」
「来るわよ~」
「へ~…でもそれって誰がするの?」
「それを伊澤くんに頼もうと思ってるんだけど、どうかな?」
「それ人来る?」
「来るって!」
「そぉ…でも剛くんがするなら私じゃなくて剛くんに訊かないと」
「でもま、その前に彼女に許可貰わないとね」
「?剛くんが良かったらどうぞどうぞ」
「ホント?」
「うん、おーい剛くーん」
「ん?何?」
「何?って聞こえてたろ?文化祭で壁ドンする?」
「おぉ~任せとけーっ、夢見る乙女をメロメロにしてやる~」
「舞依~伊澤くんあんなこと言ってるよ」
「いいのいいの、頑張りな~」
!
また肩を掴まれて…壁ドン
「面白そうじゃないか、舞依ちゃん」
また綾野!
「ヤメロっつーたろーが!!」
さっきよりも強く突き飛ばす!
あー気色悪~
「あっははー形無しだなぁ綾野!」
「こら伊澤!お前が女子をメロメロなんてちゃんちゃら可笑しいぜ!」
「え?綾野くんもやってくれる?」
「ふっ女の子に頼まれたらイヤとは言えないなぁ」
綾野は前髪をフッとかき上げて斜め上から答えた
コイツぶちのめしたろーか?
「ぜひお願い!小部屋がもうひとつあるから」
「任せとけ、本当のメロメロを見せてやるぜ」
「やめとけやめとけお前にゃ無理だ」
「ほぉ~じゃあ勝負だ伊澤!」
「望むところだ!」
オイオイ大丈夫か?
教室に戻って、今しがたの甘~いキスの余韻に浸っていると女子数人に囲まれた
「な、何?」
「あのさ、マイコは伊澤くんが他の娘に壁ドンしても大丈夫なの?」
「別に何がどう言うこともないけど」
「ホントに?」
「ええ…あっ壁ドンリピート?」
「っていうか、文化祭にどうかと思って」
「文化祭?って今週でしょ?」
「ほら、D組がドタキャンしてうちら浮いてるじゃない?」
そういえばCD組共同でビックリハウスをする事になっていたのだか
3年が問題を起こして開催が危うくなったミスコンをD組が受け取る事になって
我C組は単独でどうしようかって話になってたな
俺達は何もしなければ楽だし、他を見て回れるからこれ幸いと思ってたのだが…
「文化祭に?」
「ビックリハウスの小部屋があるから、そこで壁ドン体験をしたらどうかと思ったのよ」
「はぁ~そんなの人が来るかなぁ」
「来るわよ~」
「へ~…でもそれって誰がするの?」
「それを伊澤くんに頼もうと思ってるんだけど、どうかな?」
「それ人来る?」
「来るって!」
「そぉ…でも剛くんがするなら私じゃなくて剛くんに訊かないと」
「でもま、その前に彼女に許可貰わないとね」
「?剛くんが良かったらどうぞどうぞ」
「ホント?」
「うん、おーい剛くーん」
「ん?何?」
「何?って聞こえてたろ?文化祭で壁ドンする?」
「おぉ~任せとけーっ、夢見る乙女をメロメロにしてやる~」
「舞依~伊澤くんあんなこと言ってるよ」
「いいのいいの、頑張りな~」
!
また肩を掴まれて…壁ドン
「面白そうじゃないか、舞依ちゃん」
また綾野!
「ヤメロっつーたろーが!!」
さっきよりも強く突き飛ばす!
あー気色悪~
「あっははー形無しだなぁ綾野!」
「こら伊澤!お前が女子をメロメロなんてちゃんちゃら可笑しいぜ!」
「え?綾野くんもやってくれる?」
「ふっ女の子に頼まれたらイヤとは言えないなぁ」
綾野は前髪をフッとかき上げて斜め上から答えた
コイツぶちのめしたろーか?
「ぜひお願い!小部屋がもうひとつあるから」
「任せとけ、本当のメロメロを見せてやるぜ」
「やめとけやめとけお前にゃ無理だ」
「ほぉ~じゃあ勝負だ伊澤!」
「望むところだ!」
オイオイ大丈夫か?