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剛 ing 舞依
第6章 舞依
昼休み終了間近
教室へ戻る
ガラッ
戸を開けると
みんなの視線を受けた
?
俺と伊澤はそれぞれの席へ着く
「なぁーんだ、てっきりお姫様抱っこで帰って来るのかと思った」
後ろの女子が耳元で囁いた
「な、何それ!?」
「聞いたわよ、準備室で~伊澤くんにお姫様抱っこされたまま~…キスしてたって!」
「!な、な、なわけないでしょ!」
「うっそ~見たって娘がいるのよ~」
「ホント、キスはしてない!」
「うっとり乙女の表情だったって~」
「だから!してないってば!…ギリギリ…」
「そーなの?寸前?惜しい!」
「その『惜しい』って何?」
「お姫様抱っこは?」
「…結果そんな格好…?」
「や~ん、やっぱりお姫様抱っこ?羨まし~」
くっそぉ~恥ずかし~
って伊澤を睨み付けると
ウィンクで返してくる
ますます恥ずかしいじゃないか!
バカっ!
しかし
気を付けないと
本気で唇狙ってくるな
…
自分とキスなんてまっぴらだ
…
早く元に戻らないと
教室へ戻る
ガラッ
戸を開けると
みんなの視線を受けた
?
俺と伊澤はそれぞれの席へ着く
「なぁーんだ、てっきりお姫様抱っこで帰って来るのかと思った」
後ろの女子が耳元で囁いた
「な、何それ!?」
「聞いたわよ、準備室で~伊澤くんにお姫様抱っこされたまま~…キスしてたって!」
「!な、な、なわけないでしょ!」
「うっそ~見たって娘がいるのよ~」
「ホント、キスはしてない!」
「うっとり乙女の表情だったって~」
「だから!してないってば!…ギリギリ…」
「そーなの?寸前?惜しい!」
「その『惜しい』って何?」
「お姫様抱っこは?」
「…結果そんな格好…?」
「や~ん、やっぱりお姫様抱っこ?羨まし~」
くっそぉ~恥ずかし~
って伊澤を睨み付けると
ウィンクで返してくる
ますます恥ずかしいじゃないか!
バカっ!
しかし
気を付けないと
本気で唇狙ってくるな
…
自分とキスなんてまっぴらだ
…
早く元に戻らないと