この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仮面男子は彼女を愛す
第6章 懐かしい匂い
「ちょっと、女の子が大変!! あの男、変質者じゃない!?」
続けざまにその女性の大きな声が聴こえる。すると、それを聴いた他の女性たちも
「早く助けなきゃ!」
「あの男、なに!? 覆面してるし、キスしようとしてるわよ!! 誰か警察を!」
と大勢で騒ぎ始めた。「いや、ちょっと待って」と俺は慌てて否定しながら、状況を説明しようと起き上がった。
「これは人工呼吸で……」
「何言ってるの! そんな言い訳通用しないわよっ」
「いや、待ってください。女の子を見てください、意識が……」
と俺が女の子のほうを見ると、女の子はきょとんとした顔をして上半身を起こしている。意識は戻ったようだったが、まだハッキリしていないらしく、服ははだけたままで、パンツは相変わらずチラッと見えていた。
続けざまにその女性の大きな声が聴こえる。すると、それを聴いた他の女性たちも
「早く助けなきゃ!」
「あの男、なに!? 覆面してるし、キスしようとしてるわよ!! 誰か警察を!」
と大勢で騒ぎ始めた。「いや、ちょっと待って」と俺は慌てて否定しながら、状況を説明しようと起き上がった。
「これは人工呼吸で……」
「何言ってるの! そんな言い訳通用しないわよっ」
「いや、待ってください。女の子を見てください、意識が……」
と俺が女の子のほうを見ると、女の子はきょとんとした顔をして上半身を起こしている。意識は戻ったようだったが、まだハッキリしていないらしく、服ははだけたままで、パンツは相変わらずチラッと見えていた。