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仮面男子は彼女を愛す
第3章 アモール・ヴェルダデーロのマスク
5階に着き、エレベーターを降りると、俺が先導する形で家の玄関の前に着いた。

玲奈はふぅーと1つため息をつく。



「ガチャッ」と鍵を開け、扉の中へと入る。

家の中は暖房が利いているようで、夜風によって冷たくなった体に暖かい空気が触れるのが分かった。


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