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仮面男子は彼女を愛す
第3章 アモール・ヴェルダデーロのマスク
所々破けて、元の色からは変色したような様子も見られ、明らかに10年以上は経っているであろう、古い便箋。

「これ、あれよね? 真守が小さい頃に書いてたやつでしょ?」

母はそう言ったが、俺には自分が書いた記憶はなかったし、中身もチラッと見てみたがどうも自分の字ではなさそうだ。

「いや、俺のじゃないよ」

「じゃあ、綾(あや)ちゃんのかしら?」

「いや、綾のでもないと思うよ」

母は俺か妹の綾が遊びで書いたメモのような物だと思ったらしい。

うちの母はとにかく、そそっかしくて、物事を冷静に判断するという事が苦手な人だ。そして、時々話が噛み合わない。


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