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第5章 仮面の告白

しかし、怜奈と絶交状態だった俺はチョコを食べた事を伝える事もできなかった。恥ずかしいからと、友達にそういった話もできず、１人でどうしようかとしばらく悩んだ。


そんな時に、思いついたのがプロレスラーのマスクを被って怜奈に謝るという方法だった。

今から思えば、なんともバカバカしく、そしてそんな謝り方で許してもらえるのか疑問なこの方法だったが、当時から俺の事をよく知っていた怜奈は結果的にこの方法で許してくれたのだ。