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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第12章 最上のバースデイ
"それじゃぁ…"と言い掛けた愛良はフフッと笑った。

「どうしました?」
「秘密!」
「何でしょう?」
「秘密!!」

そう言いながら思いついたことを書き残していた。ちらりと見ようとする黒野にぷぅっと頬を膨らませて隠した。

「見ちゃだめ!」
「はいはい。」
「だめだからね?」
「解りましたよ」

そう答えながらクスクス笑い背中合わせに座っている。何を考えて居るのか…その考えとこの時間がが愛おしく感じていた。ベッドに横たわるとそっと愛良の腰に腕を回した。

「ゆーと?」
「少しだけこうさせて下さい。」
「いいよ?」

そう答えながら書き、少しすると手に触れた。
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