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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第12章 最上のバースデイ
「待ってって…」
「今日はゆーとの事私がシてあげるの…」

うつむきながらゆっくりと黒野の首に腕を回し蝶ネクタイを外す。
そうして上着を脱がせてベスト…シャツへと移っていく。
そんな愛良の髪を指で鋤かし頬を包んだ。しかしその手を取りクチュリと舐めた。

「お嬢様…////」
「ゆーと」

膝に跨がり、首に巻き付いたまま首に唇を寄せてはキスを落としていく。

どこで覚えたのか…

どうやって身につけたのか…

俺は教えた事はない。

そんな疑問を持ちながらも辿々しくも進めてくる愛良の愛撫に心地よさすら思い始めていた。理由は後でいい。今はこの時間を味わいたい…
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