この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第19章 交差する縁

「あ、佐々倉様。こちらは?」
「こちら社長のお嬢様とその執事でございます。」
「黒野です。」
「初めまして、栗原愛良といいます。」
「先ほどは失礼いたしました。以後どうぞお見知り置きを…」
「大変失礼いたしました。」
「いえいえ、連絡していなかった私が悪いので。お気になさらずに」
そうして黒野達は佐々倉と一緒に上に上がった。客室に通される。
「広いねぇ…」
「本当に。なんだか緊張しますね。」
「ゆーとが緊張したら私まで緊張しちゃう!」
そんな他愛もない話をしていた時だ。ノックと同時に扉は開いた。タイミング良く黒野は椅子から立ち上がり頭を下げる。
「こちら社長のお嬢様とその執事でございます。」
「黒野です。」
「初めまして、栗原愛良といいます。」
「先ほどは失礼いたしました。以後どうぞお見知り置きを…」
「大変失礼いたしました。」
「いえいえ、連絡していなかった私が悪いので。お気になさらずに」
そうして黒野達は佐々倉と一緒に上に上がった。客室に通される。
「広いねぇ…」
「本当に。なんだか緊張しますね。」
「ゆーとが緊張したら私まで緊張しちゃう!」
そんな他愛もない話をしていた時だ。ノックと同時に扉は開いた。タイミング良く黒野は椅子から立ち上がり頭を下げる。

