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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第22章 黒野の過去
とりあえず病院に…と連絡をして連れて行かれた。治療をして、診断結果は左腕の骨折と打撲痕…その事を医師から告げられた警察官は悠翔の荷物を開けた。教科書から名前が解った。すぐに家に警察官が向かう。しかし話にならないほど淡々としている。虐待については否認…それもそのはず。母と姉はほぼ無傷。近所に聞いても仲がいいという答えが返ってくる。どうしたらいいか…しかし母親からは保険証が提示され、それ以降音信不通になる。親族すら関わりたくない…そう返事が来る。ため息が途切れない…しかし保護した以上どこかに身を寄せなくては衣食住の問題困る。調べていく中1つの施設にたどり着いた。