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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第22章 黒野の過去
その施設は親からのネグレクトだったりして生きながらも孤独になった子供達が集まっているところだった。寮母はとても優しく、寮父は厳しい人だった。しかしともに喜び、分かち合うこと、信じることをもう一度見せてくれる…そんな温かい所だった。警察もネグレクトでどうにもならない子供達に関して頼ることが多い施設だった。
迎えに来てもらい、ともに過ごすことになった。どれだけの月日を要したか…悠翔は心を開くことは出来なかったのだ。
それから数年…
気付けば中学生になっていた。この頃には笑うようにもなり友達も出来た。しかし未だに両親の事は悪魔だと感じていた…
迎えに来てもらい、ともに過ごすことになった。どれだけの月日を要したか…悠翔は心を開くことは出来なかったのだ。
それから数年…
気付けば中学生になっていた。この頃には笑うようにもなり友達も出来た。しかし未だに両親の事は悪魔だと感じていた…