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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第25章 愛撫と声の狭間で。
「アッンァ…///」
「ゆーと…」
「…出していい?」
「ん…出して?」

そう聞いた黒野はドクリと愛良の手の中に放った。

「ハァハァ…」
「ゆーと…ぉ」
「拭いて?」
「…////」

そっと手を拭かれながら愛良は俯いて居た。拭かれた後黒野の胸元に凭れた。

「愛良?」
「ッン…ゆーと…」
「何?」
「何で今日…あんなに一杯意地悪だったの?」
「別にいじめた訳ではないですよ。」
「でも…」
「俺のことしか見えなかったでしょ?」
「ん…」
「…クス」

そう笑うといつもと同じように優しくキスを交わした。

「俺だけを見て…ずっと感じてて欲しい…それだけだよ」
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