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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第26章 ブランコの約束
屋敷に持ち帰ると新田と神山は出迎えた。それからすぐに愛良は着替えをした。そうして大事そうにキャラメルの入っていた箱を持って黒野を呼びに行く。
「ゆーと!」
「はい?」
「公園やめた!」
「どうしたのですか?公園やめてどうする」
「こっち!」
そうして手を引いて屋敷の裏庭にあるブランコに黒野を座らせた。
「どうしたんですか?いつもならお嬢様が座るのに…」
「卒業したら大事な話があるって言ったでしょ?そのお話…」
「やっと話してくれますか?なんでしょう」
新調した黒野の伊達めがねをそっと外した愛良。下から見上げたままの黒野を見つめて愛良は切り出した。
「ゆーと!」
「はい?」
「公園やめた!」
「どうしたのですか?公園やめてどうする」
「こっち!」
そうして手を引いて屋敷の裏庭にあるブランコに黒野を座らせた。
「どうしたんですか?いつもならお嬢様が座るのに…」
「卒業したら大事な話があるって言ったでしょ?そのお話…」
「やっと話してくれますか?なんでしょう」
新調した黒野の伊達めがねをそっと外した愛良。下から見上げたままの黒野を見つめて愛良は切り出した。