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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第6章 嫉妬と開花
そうゆっくりと…また辿々しくも愛良を抱きしめた黒野。
「ゆーと?」
「お願いですから…俺以外の男とキスしないで下さい。」
キガ…クルイソウダ…
アタマガ オカシクナル…
愛良はこんな黒野を初めてみた。弱くて…小さくて…どうにもならないそんな思いを体全部で教えてくる…
「ゆーと…寒い?」
「いえ…」
「じゃぁ何で震えてるの?ゆーと…泣いてるの?」
「すみません…」
そういうと愛良を抱きしめていた腕をほどいて背中を向けた黒野。そんな黒野の背中から愛良はそっと巻き付いたのだ。
「ゆーと…泣かないで?お願い…」
「泣いては……居ませんよ。」
「ゆーと?」
「お願いですから…俺以外の男とキスしないで下さい。」
キガ…クルイソウダ…
アタマガ オカシクナル…
愛良はこんな黒野を初めてみた。弱くて…小さくて…どうにもならないそんな思いを体全部で教えてくる…
「ゆーと…寒い?」
「いえ…」
「じゃぁ何で震えてるの?ゆーと…泣いてるの?」
「すみません…」
そういうと愛良を抱きしめていた腕をほどいて背中を向けた黒野。そんな黒野の背中から愛良はそっと巻き付いたのだ。
「ゆーと…泣かないで?お願い…」
「泣いては……居ませんよ。」