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桜舞うあの日のままで
第2章 春休み
そういうわけで、春休み半ばのこの日も、悠の部屋にて、二人は必死で勉強をしていた。
悠の部屋の北側にある大きな窓からは、満開の花を着飾った桜の木が1本だけ立っているのが、少し遠くに見える。
たった1本だけポツンと立っていたその木だったが、咲き誇る桜の美しさは見事で、多くの人の目を楽しませてくれていた。
登下校のときに見慣れているということもあってか、二人はその木には見向きもせず、真剣に勉強を続けていたが。
午後からは、一緒に遊びに出る約束を交わしてある二人。
つまり、「午後からは遊ぶので、せめて午前中はしっかり勉強を頑張ろう」というわけだ。
悠の部屋の北側にある大きな窓からは、満開の花を着飾った桜の木が1本だけ立っているのが、少し遠くに見える。
たった1本だけポツンと立っていたその木だったが、咲き誇る桜の美しさは見事で、多くの人の目を楽しませてくれていた。
登下校のときに見慣れているということもあってか、二人はその木には見向きもせず、真剣に勉強を続けていたが。
午後からは、一緒に遊びに出る約束を交わしてある二人。
つまり、「午後からは遊ぶので、せめて午前中はしっかり勉強を頑張ろう」というわけだ。