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桜舞うあの日のままで
第11章 風香と陽子
それから約2ヵ月後―――。
風香は通っている大学の構内にあるカフェにて、友達の陽子と差し向かいでおしゃべりしていた。
陽子は、風香が入学直後に知り合い、今では同じサークルの仲間でもある友達だ。
風香にとっては、「大学入学以降の友達」としては最も親しい人だといえる。
そして二人は、6月のこの日も、午後の講義が終わった後に、こうして二人でおしゃべりに興じていたのだった。
ふと、話題が恋の話に移り、陽子がにこにこしながら風香に問いかけてくる。
風香は通っている大学の構内にあるカフェにて、友達の陽子と差し向かいでおしゃべりしていた。
陽子は、風香が入学直後に知り合い、今では同じサークルの仲間でもある友達だ。
風香にとっては、「大学入学以降の友達」としては最も親しい人だといえる。
そして二人は、6月のこの日も、午後の講義が終わった後に、こうして二人でおしゃべりに興じていたのだった。
ふと、話題が恋の話に移り、陽子がにこにこしながら風香に問いかけてくる。