この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜舞うあの日のままで
第14章 夏休み直前、悠と真奈美
 エクレアを食べ終わったあと、真奈美が言う。

「美味しかった~! ありがとうね」

「いえいえ。確かに美味かったな。わざわざ遠出してまで買いに行った甲斐があった」

「苦労してゲットしたものだと、格別の美味しさを感じるよね」

「おい! 苦労したのは俺だけだ。真奈美はただ食べただけだろ」

 面白そうに笑いながら、悠が言葉を続ける。

「ホント、真奈美は色んな意味で大物だな。俺の買ってきたものを我が物顔で食うし。そうそう、最初に俺の部屋へと上がりこんだあの手口といい……さすがだ」

「ちょっと~。『手口』って悪事みたいじゃん」

 真奈美も笑って抗議する。

 しかし、悠は譲らなかった。

「いや、手口と呼ばせてもらうぞ、あれは……」




/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ