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桜舞うあの日のままで
第18章 再び桜の季節
 陽子は「その日は夜までバイトだから、電話だけでのお祝いになりそう。ごめん」と事前に伝えてくれていたので、風香の言葉は決して嘘ではなかった。

「そっか、でも寂しがる必要はないぞ。その来れなかった風香の友達たちの分も、俺が代わって目いっぱいお祝いしてやるからな!」

 悠の口調がいつになく明るく元気なので、風香は思わず頬を緩ませた。

 悠がさらに続ける。

「じゃあ、その日はよろしく! あ、そうそう。また詳しいことは追い追い連絡するけど、多分あさってくらいには、ここを出発するよ」

「じゃあ、またお出迎えするね!」

 勢いこんで言う風香。

 誕生日に二人っきりで会えることが決まったので、風香は浮き立つ心を抑えきれない様子だ。

 それからは、たわいもない話へと移っていった。




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