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先生と私
第37章 笑顔
1時間もするとあっと言う間に10分おきになり、慌てて病院へ連れて行くと、6時間後には怜久が生まれた。余りにもスピード出産と安産過ぎてあっけないくらいだった。俺は産後休暇を貰い、レナを手伝った。
1ヶ月後あの人と、親父が初めて家に遊びに来た。マンションの大きさに驚いていた。怜久を抱いて嬉しそうだった。
毎日同じようなことの繰り返しが続いた。子供たちはすくすくと育ち、
明るく楽しい生活だった。
「伏見さんには感謝している。本当に怜奈を愛していたんだ。」
そうだ…伏見がいなければ、この幸せな生活は無かった。
「ええ…。啓丞さんには感謝していますし、今でも私の大切な人です。」
そう言ってレナは微笑んだ。

俺と結婚してからというものレナの泣き顔は見ることが無かった。
「あの時一生分の涙を流したんだ。
だから…レナの残りの人生は笑顔だけだ。」
そういってレナの柔らかい唇にキスをし笑った。

(おわり)
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