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訳あり探偵事務所『Grayer』
第2章 閉ざされた門
「やめなさい!!」

走ってくる慎の声に反応し、驚いた彼が振り向く

首を絞める手がその一瞬、緩んだ

その刹那彼女は彼の手を引き剥がし、奥へと走り逃げる
その後ろ姿を見た彼が彼女を追いかけようとする


「待てよ…オイ 待てよォオオ」


しかし追いかけようとした時には慎が彼のすぐ後ろにいた。後ろから思いっきり突進をし、その衝撃で彼は
地面に倒れた



「ふざ…けんなよ……!!」

「!!」


うつ伏せに倒れていた体を捻りこちらを
向いたかと思うと慎の胸ぐらを掴み
そのまま地面へと叩きつけられた

彼は馬乗りになり慎の両二の腕を押さえつける



「なに……離しなさい…」

「お前…今何したか分かってんのか ァア??」

「困っている子をあなたから解放した」


慎がそう言うと彼は目を見開いて低い声で唸った



「アレは……俺の、餌だぞ、俺の、オレの、お、おれのおれの女をぁ ァァァ」

「!?」


この人クスリ使ってる……!!!

マズイ…これはとょっと面倒だ……

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