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どうか、私を愛してください。
第6章 禁断の扉
「跡取りを作るためだ。」
服を着替えて、いつもなら隣に座っている誠一さんはいなくて、誠二さんが座っている。
混乱していたお義母様は出された熱い紅茶を口にしながら手が震えている。
「跡取り……誠一がいるじゃないですか。」
「誠一じゃ子供ができない。」
「え…?」
「誠一は極秘で検査を行ったようで検査結果を私に見せてきた。普通の夫婦生活では無理だ。」
「でも……今は不妊治療だって!」
「お前は何もわかっとらん!!」
怒るというか…今まで感情を表に出したことがないお義父様が初めて声にも顔にも怒りの感情を見せてきた。
「今まだ僅かだが派閥が起きて弘樹達が乗っ取ろうとしているんだ、この会社を。」
服を着替えて、いつもなら隣に座っている誠一さんはいなくて、誠二さんが座っている。
混乱していたお義母様は出された熱い紅茶を口にしながら手が震えている。
「跡取り……誠一がいるじゃないですか。」
「誠一じゃ子供ができない。」
「え…?」
「誠一は極秘で検査を行ったようで検査結果を私に見せてきた。普通の夫婦生活では無理だ。」
「でも……今は不妊治療だって!」
「お前は何もわかっとらん!!」
怒るというか…今まで感情を表に出したことがないお義父様が初めて声にも顔にも怒りの感情を見せてきた。
「今まだ僅かだが派閥が起きて弘樹達が乗っ取ろうとしているんだ、この会社を。」