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どうか、私を愛してください。
第6章 禁断の扉
「誠一が離婚届を置いて出て行った日……紗英を抱いた。」
「誠二さん……」
誠二さんにとって紗英さんは家族って言っていたけど
やっぱりそれ以上の感情を抱いていたから
自然とそういう流れになっても仕方ないと思う。
「紗英は……その時は拒みはしなかったけど、後から苦しんだんだ。誠一への気持ちと俺への気持ちとで…まだ離婚届を出していないから世間でいえば不倫だし、不純な自分の気持ちに傷ついて、あんなこと――」
私だけが苦しんでいると思っていたけど
本当は紗英さんも、そして誠二さんも苦しんでいたんだ。
ココロとカラダは最初はバラバラでも
最後は一つになること。
「誠二さん……」
誠二さんにとって紗英さんは家族って言っていたけど
やっぱりそれ以上の感情を抱いていたから
自然とそういう流れになっても仕方ないと思う。
「紗英は……その時は拒みはしなかったけど、後から苦しんだんだ。誠一への気持ちと俺への気持ちとで…まだ離婚届を出していないから世間でいえば不倫だし、不純な自分の気持ちに傷ついて、あんなこと――」
私だけが苦しんでいると思っていたけど
本当は紗英さんも、そして誠二さんも苦しんでいたんだ。
ココロとカラダは最初はバラバラでも
最後は一つになること。