この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第10章 サヨナラのキス。
「母さん!!!しっかりしてくれよ!」
「え……?」
「母さんがそうやって閉じこもっていたらどんどん怪しまれるんだよ。」
「怪しまれるって……誰に?」
「弘樹が動いている。」
「そんな……でも私どんな顔をしてあなたや誠一やお父さんに会えばいいの?永一にも……」
「俺にしたことはどうでもいい。俺は永一を守るために帰ってきたんだ。」
「永一を守るため…?どういうことなの?」
「母さん協力して。今までの償いとして。」
「どうすればいいの……?」
「秘密をそのまま…今まで通り抱えて何事もなく生きるんだ。」
「え……?」
「母さんがそうやって閉じこもっていたらどんどん怪しまれるんだよ。」
「怪しまれるって……誰に?」
「弘樹が動いている。」
「そんな……でも私どんな顔をしてあなたや誠一やお父さんに会えばいいの?永一にも……」
「俺にしたことはどうでもいい。俺は永一を守るために帰ってきたんだ。」
「永一を守るため…?どういうことなの?」
「母さん協力して。今までの償いとして。」
「どうすればいいの……?」
「秘密をそのまま…今まで通り抱えて何事もなく生きるんだ。」