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どうか、私を愛してください。
第10章 サヨナラのキス。
10年ぶりの日本に1人で帰る予定だったけど、訳あって円花と一緒に帰ってきた。
ここは日本なのかって思うぐらい変わっていて、懐かしさは全くない。
日本じゃなくて外国に帰ってきたみたいだ…それもそのはずだ、俺は三歳までと紗英の時に1週間、美緒との数日しか日本にいないんだから――
『私ホテルに荷物置きたいんだけど。』
『じゃあ円花先に行ってて。俺行きたいところあるから。また連絡する。』
『本当に連絡してよ?』
『大丈夫だって。』
『……わかった。』
日本について会社に行く前に一目どうしても美緒をみたかった。
10年の歳月が流れてしまったけど
美緒は元気にしているのだろうか?
『誠二さん……』
10年経っても美緒の声は忘れることはできない。
ここは日本なのかって思うぐらい変わっていて、懐かしさは全くない。
日本じゃなくて外国に帰ってきたみたいだ…それもそのはずだ、俺は三歳までと紗英の時に1週間、美緒との数日しか日本にいないんだから――
『私ホテルに荷物置きたいんだけど。』
『じゃあ円花先に行ってて。俺行きたいところあるから。また連絡する。』
『本当に連絡してよ?』
『大丈夫だって。』
『……わかった。』
日本について会社に行く前に一目どうしても美緒をみたかった。
10年の歳月が流れてしまったけど
美緒は元気にしているのだろうか?
『誠二さん……』
10年経っても美緒の声は忘れることはできない。