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どうか、私を愛してください。
第11章 誠一VS誠二
『だけど俺はもう美緒を抱くことはできない。』



『誠二?』




『俺は俺だって教えてくれた。だから美緒は紗英ではなくて美緒だ。美緒を……愛しているんだ。』



まさか誠二が……美緒のことを好きになるなんて思ってもみなかった。
しかも紗英に似ているからではなくて
美緒だから…美緒を愛しているだなんて――



俺はこんな真っすぐにも自分の気持ちをぶつける誠二に勝てるわけがない。
俺はもうこのとき誠二に敗北を感じていたんだ。
だけど、まだ俺だって諦めたくない。
美緒のことは俺だって俺なりに愛しているんだ。



『今から親父たちを説得して俺は美緒を連れてアメリカに行く。』



『待ってくれ!わかった…わかったから。だから落ち着いてくれ。』







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