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どうか、私を愛してください。
第12章 抱いてください……
誠二さんと円花さんの食事会は
円花さんのご両親は亡くなっているということで
お義父様とお義母様、私たち家族だけの食事会だった。
本当はお披露目ということだから
親せきをよぶと思っていたけど
誠二さんたちが小さいのにしたいと言ってきたとか……
「お義母さま…ご無沙汰しております。」
「美緒さん…あ、もしかしてこの子が?」
「永一です。」
「もうこんなに大きくなって……」
「おばあ様、もう体大丈夫なの?」
「えぇ、もう大丈夫よ。永一に会ったら元気が出てきたわ。」
確かにお義母様は久しぶりにお会いしたけど
思ったよりは元気そうで安心した。
永一や私にも会いたくないと聞いていたけど
今日の様子なら、ただ具合が悪いから会いたくなかっただけかなって思える。
円花さんのご両親は亡くなっているということで
お義父様とお義母様、私たち家族だけの食事会だった。
本当はお披露目ということだから
親せきをよぶと思っていたけど
誠二さんたちが小さいのにしたいと言ってきたとか……
「お義母さま…ご無沙汰しております。」
「美緒さん…あ、もしかしてこの子が?」
「永一です。」
「もうこんなに大きくなって……」
「おばあ様、もう体大丈夫なの?」
「えぇ、もう大丈夫よ。永一に会ったら元気が出てきたわ。」
確かにお義母様は久しぶりにお会いしたけど
思ったよりは元気そうで安心した。
永一や私にも会いたくないと聞いていたけど
今日の様子なら、ただ具合が悪いから会いたくなかっただけかなって思える。